ほめる
みなさんは子どもを”ほめて”いますか?
近年教育現場では、”ほめてのばす”、”ことあるごとにほめる”と教えられています。しかし、一言に”ほめる”と言っても効果があったり、逆効果であったりするそうです。
私が今読んでいる「自分でできる子に育つほめ方 叱り方」(島村華子著)には、”ほめ方”は3つあると言われています。その3つとは、
1、なおざりほめ
2、人中心ほめ
3、プロセスほめ
この中で良いと言われているほめ方はどれだと思いますか??
そうです、3のプロセスほめです。
プロセスほめとは、結果が起こった過程をほめるというもの。具体的にいうと、
「100点取れるようになるまでがんばっていたもんね。すごいね」
「試合には負けたけど、この前の試合にできていなかったことができていたね」
など。
ほかの二つと違うことは何かわかりますか?
プロセスほめですと、結果が伴わない時でもほめられるんです。結果が出ない時にでもほめられるということは、いつでもほめようと思えばほめられる、という状況です。
私は、今このことに気をつけて子どもたちと接していますが、どうしても目の前の子どもと対応していると、忘れがちになります。少しづつできるようになっていきたいもんです。